一般財団法人ピックルボール日本連盟が、2026年12月7日から11日までの5日間、東京・有明テニスの森公園で「ZIPAIR & KENEDIX present 第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス2026 in Japan」を開く。賞金・賞品総額は1500万円以上、コートは全60面、参加予定は約2000人。目玉は、アジアのトップ選手が世界ランキングポイントを争うプロカテゴリー「PPA Asia 125」の日本初開催だ。日本の愛好者が国内にいながらプロの登竜門を間近で見られる冬になる。
12月の有明に全60面、賞金1500万円超のコートが立つ
会場の有明テニスの森公園は、東京・江東区有明にある。コート構成はインドア24面とアウトドアハードコート36面を合わせた60面で、国内のピックルボール大会としては最大級の規模になる。開催は12月7日(月)から11日(金)までの平日5日間。年齢カテゴリーは18U、19+、35+、50+、60+が用意され、10代から60代以上まで同じ会場で戦う。全エリアの観戦は無料で、試合結果はDUPRのレーティングに反映される。
日本代表はこの秋、ダナンで開かれたワールドカップで世界ベスト4に入っている(米国が団体優勝、日本は世界ベスト4——ダナンW杯が閉幕)。国際舞台での手応えが出てきたタイミングで、国内に本格的なプロ大会が来る流れだ。
PPA Asia 125が日本に置いた「プロへの一段目」
PPA Asia 125は、アジアのトップ選手や世界を目指す選手にプロへの道を開く大会シリーズだ。成績に応じてPPA Rankingsのポイントが得られ、優勝者には125ポイントが付与される。この「125」はシリーズの格を示す数字で、ポイントが多いほど世界ランキングを押し上げる力が強い。北米で回るPPAツアーの階段の一段が、アジア向けに日本へ据えられた形になる。
PPAの本流では、新シーズンに向けて上位ペアが総入れ替えになるなど選手の動きが激しい(島袋がJWジョンソンと組む、PPA新シーズンで上位ペアが総入れ替えに)。日本の選手がその階段の最初の一段に国内で挑めるのは、渡航費や言語の壁を考えると大きな前進だ。
ベン・ジョンズと船水雄太が同じペアで組む日
出場が見込まれるプロ枠には、男子世界ランキング1位で通算185タイトルを持つベン・ジョンズ、女子ダブルス世界2位のアナ・ブライトが名を連ねる。さらに日本初のメジャーリーグ・ピックルボール選手である船水雄太が、男子ダブルスでベン・ジョンズとペアを組む予定だ。世界最高峰の選手と日本のトップが同じコートの同じ側に立つ光景は、国内では希少な機会になる。
船水は変装してモニタリング番組に潜入するなど、話題性でも競技の知名度を押し上げてきた(水谷隼は見抜けるか、船水雄太が変装で潜入したモニタリング)。その船水が世界1位と組む姿は、テレビでピックルボールを知った層を会場へ引き込む磁力になる。
エントリー料と締切、出場までに要る費用
エントリーは種目ごとに開始時期が分かれる。プロ枠のPPA Asia 125は9月14日(月)から、一般のPJ Championshipsは8月20日(木)から先着順で受け付けている。費用は登録料が12000円(Tシャツ込み)で、これに出場ブラケットごとの料金が加わる。Open/ペアは16000円、Skill/ペアは6000円だ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年12月7日〜11日(有明テニスの森公園) |
| 規模 | 全60面(インドア24・アウトドア36)/約2000人 |
| 賞金賞品 | 総額1500万円以上 |
| 登録料 | 12000円(Tシャツ含む) |
| ブラケット | Open/ペア16000円、Skill/ペア6000円 |
| エントリー開始 | PPA Asia 125は9月14日、一般は8月20日 |
約2000人が集まる大会は日本の競技をどう変えるか
60面・2000人という規模は、運営ノウハウの蓄積という意味でも重い。これだけの面数を5日間回すには、審判、コート設営、レーティング処理、観客動線までを束ねる運営体制が要る。日本連盟がZIPAIRとケネディクスというタイトルスポンサーを付けて回すこと自体が、国内でプロ大会を継続開催する土台づくりにあたる。
選手側の意味も大きい。国内でPPAポイントを取れる場ができれば、世界ランキングを目指すために毎回北米へ渡る必要が薄れる。若手が国内で場数を踏み、実力次第でポイントを積み上げられる回路が開く。愛好者にとっては、世界トップの試合を間近で見て技術を盗む学びの場になる。観戦が無料である点は、その裾野を広げる後押しになる。
観戦とエントリーの前に知っておくこと
出場を狙うなら、ブラケットは先着順のため早めの登録が要る。自分のレベルに合うのがOpenかSkillかを見極め、ペアの相手を確保してから申し込むと迷わない。観戦だけなら予約は不要で、平日開催のため会社帰りに寄る組み立ても効く。プロの試合が組まれる日程を連盟の発表で確認してから足を運ぶと、目当ての選手を逃しにくい。
この冬、選手として出るか観客として行くか
始めたばかりの人でもSkillブラケットなら手が届き、世界を狙う人にはPPAポイントという実利がある。まずは自分がどちらの立場で12月の有明に関わるかを決め、出るならペアと日程を、観るなら目当ての試合の日を押さえる。国内でプロの登竜門が回り始める最初の年に立ち会えること自体が、これから競技を続ける動機になる。
参照元:
ZIPAIR & KENEDIX present 第3回 PJピックルボールチャンピオンシップス2026(PR TIMES/ピックルボール日本連盟)

