ベトナム発のパドルブランドFacolosが、男子シングルス世界2位のGabe Tardio(20、ボリビア)と2027年までのスポンサー契約を結んだ。2026年1月13日に発表。旗艦モデル「EliteX」を武器に、Facolosは2026年の米国市場参入を狙う。アジア発のブランドが、世界トップ級の選手を抱えて本場アメリカへ攻め込む構図だ。
世界2位・20歳の起用
Tardioはボリビア出身の20歳で、男子シングルス世界2位。2025年にはBen Johns(世界1位)と組んでPPAツアーで9個の金メダルを獲得し、Tyson McGuffinとのペアでAustralia Pickleball Openも制した。ミックスダブルスでもJessie Irvineと組んで3個のメダル(銀2・銅1)、シングルスでも2タイトルを挙げている。実績十分の若手を看板に据えた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 選手 | Gabe Tardio(20歳・ボリビア) |
| 世界ランク | 男子シングルス2位 |
| 契約期間 | 2027年まで |
| 使用パドル | EliteX(Pro Seriesの旗艦モデル) |
| 2025年の主な戦績 | PPA金9個(Johnsと)/豪州オープン優勝(McGuffinと) |
旗艦モデルEliteXの中身
EliteXはFacolosのPro Series旗艦で、市場でも有数のざらついた打球面を備えながら、UPA-AとUSA Pickleballの公認を維持している点が特徴だ。高いスピン性能と、コントロールとパワーのバランスをうたう。Tardioは契約の決め手として、パドルの「性能」とブランドの「今後数年の戦略」を挙げた。
創業1年・13カ国展開のアジア勢
Facolosは2026年1月時点で創業からおよそ1年と新しいが、すでに13カ国で展開し、主にアジア市場で存在感を高めてきた。PPAツアー・アジアの公式スポンサーも務める。アジアを足場に短期間で勢力を広げた新興ブランドが、次の標的に最大市場の米国を定めた。
2026年の米国市場参入
Facolosは2026年に米国市場へ参入する計画だ。世界2位の選手を旗艦モデルの顔として迎えることは、ブランド認知の薄い新市場で一気に存在感を出すための布石といえる。本場のパドル市場は競争が激しく、トップ選手の起用は参入の常套手段でもある。
パドル市場のグローバル競争
パドルは競技用品の中でも選び方が成績を左右する中核ギアで、ブランド間の競争が激しい領域だ。アジア発ブランドがトップ選手を擁して米国へ進出する動きは、市場のグローバル化と多極化を映す。日本でも老舗スポーツメーカーの参入が相次いでおり、ギア選びの選択肢は今後さらに広がりそうだ。
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出典:The Kitchen / Gabe Tardio Facolos sponsorship / Pickle Asia / Facolos named PPA Tour paddle partner and signs Gabe Tardio

