一般社団法人日本ピックルボール協会(JPA)が主催する「えひめオープン2026」が、2026年4月18日(土)〜19日(日)の2日間、愛媛県伊予市民体育館(しおさい公園体育館)で開催される。四国エリアで唯一のJPA公式大会として、男子ダブルス・女子ダブルス・ミックスダブルスの全18カテゴリーを実施。DUPR 3.5未満のビギナー/中級カテゴリーとオープンカテゴリーを併設し、幅広いレベルの選手が参加できる設計だ。
大会概要 — アリーナ8面、全18カテゴリー
会場となる伊予市民体育館は、アリーナ床にピックルボールコート8面を設営。大会は2日間にわたり、午前・午後の4セッションに分けて進行する。全カテゴリーが15ポイント1ゲームマッチ(デュースなし)の予選ラウンドロビン方式で、上位チームがトーナメント(ノックアウト)に進出するフォーマットだ。
今大会の特徴は、各年代区分(19+、35+、50+)にDUPR 3.5未満のカテゴリーとオープンカテゴリーを設けた点だ。ピックルボールを始めて間もない選手でも、レーティングに応じた対戦相手と試合ができる。DUPRスコアリングシステムを採用しており、大会結果がリアルタイムでレーティングに反映される。
スケジュール詳細
| 日程 | 時間帯 | カテゴリー | ドローサイズ |
|---|---|---|---|
| 4/18(土)午前 | 9:30〜14:00 | 男子D 19+/35+/50+ DUPR<3.5 女子D 19+/35+/50+ DUPR<3.5 | 各6チーム |
| 4/18(土)午後 | 14:00〜20:00 | 男子D 19+/35+/50+ オープン 女子D 19+/35+/50+ オープン | 各8チーム |
| 4/19(日)午前 | 9:30〜14:00 | ミックスD 19+ DUPR<3.5 ミックスD 35+/50+ DUPR<3.5 | 16/9/9チーム |
| 4/19(日)午後 | 14:00〜19:00 | ミックスD 19+/35+/50+ オープン | 16/9/9チーム |
背景 — 四国におけるピックルボール普及の現在地
えひめオープンは2025年5月に第1回が愛媛県総合運動公園体育館で開催され、四国エリア初のJPA公式大会として注目を集めた。2026年は会場を伊予市民体育館に移し、カテゴリー数も拡充。DUPR別カテゴリーの導入は、2025年大会で「初中級者が上級者と同じカテゴリーで対戦せざるを得ない」という声があったことへの対応とみられる。
愛媛県内のピックルボール環境は着実に成長している。松山市を拠点とする「ピックルボールえひめ」は、愛媛県総合運動公園やキスケアクトス館を活動拠点に月1〜2回の定期練習会を開催。愛媛県総合運動公園ではネットの貸出とパドル・ボールの販売も行われており、初心者が気軽に始められる環境が整いつつある。
全国的には、JPA TOP TOUR T7 浜名湖やピックルボールワン東京の5社連合など、2026年に入って大会規模や支援体制が拡大する動きが続いている。
参加費と参加条件
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 参加資格 | JPA選手登録済みであること |
| ダブルス参加費 | 16,000円/チーム |
| シングルス参加費 | 9,000円/個人 |
| 団体所属割引 | 500〜1,000円引き |
| エントリー方法 | Tournatedシステム(先着順) |
| エントリー締切 | 2026年4月5日 23:59 |
| キャンセル | 締切後の返金不可 |
現地の反応 — 四国の選手にとっての意義
四国在住のピックルボール愛好者にとって、地元開催のJPA公式大会は遠征コストの削減に直結する。これまで公式戦に出場するには、関西や中部、関東への遠征が必要だった。愛媛県内の選手からは「自宅から車で30分の会場でJPA公認のレーティング付き試合ができるのはありがたい」との声が聞かれる。
大会運営委員会側も「昨年の第1回大会に参加した選手から、DUPR別カテゴリーの要望が多かった。今年はビギナーからトップ選手まで、それぞれのレベルで充実した試合を楽しめるようにした」と意図を説明している。50+カテゴリーの設置は、シニア層のピックルボール参加が全国的に増加している傾向を反映したものだ。
香川県や高知県、徳島県からの参加も見込まれており、「四国大会」としての性格が強まっている。将来的には四国4県持ち回りでの開催を望む声もある。
読者への影響 — 出場を検討している人へ
エントリー締切は4月5日で既に過ぎているが、当日の観戦は可能と思われる(公式サイトで要確認)。JPA選手登録がまだの場合は、次回の四国開催に向けて早めに登録を済ませておくことを勧める。選手登録とDUPRアカウントの紐付けが必要になるため、初めての場合は手続きに数日かかることがある。
大会の試合フォーマットは15ポイント1ゲームマッチで、デュースなしのシンプルなルール。2026年のUSAPルール改定で話題になったラリースコアリングとは異なる方式だが、JPAの国内大会では独自のフォーマットが採用されている。
業界への波及 — 地方大会の拡充がピックルボール人口の底上げに
JPAは2026年に入り、全国各地での公式大会開催を加速している。秋田県支部の設立、鹿児島オープン、浜名湖でのTOP TOURと、地方都市への展開が目立つ。えひめオープンのDUPR別カテゴリー導入は、「公式大会=上級者向け」というイメージを払拭し、初中級者の大会参加ハードルを下げる施策として他地域にも波及する可能性がある。
海外に目を向けると、PPAツアーはハノイカップに続くアジア展開を進めており、UTR Pickleball Japan Tour も2026年に複数回の開催を予定。国内のJPA大会と国際的なツアーイベントが並行して増えることで、選手にとってはレベルに応じた出場先の選択肢が広がっている。
| 大会名 | 開催地 | 時期 | 主催/認定 |
|---|---|---|---|
| えひめオープン2026 | 愛媛県伊予市 | 4月18-19日 | JPA主催 |
| JPA TOP TOUR T7 | 静岡県浜名湖 | 開催済 | JPA主催 |
| UTR Japan Tour Vol.3 | KPI PARK(東京近郊) | 4月18日 | PJF/UTR |
| PPA Tour Asia ハノイカップ | ベトナム・ハノイ | 開催済 | PPA Tour |
実用情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 大会名 | JPAえひめオープン2026 |
| 日程 | 2026年4月18日(土)〜19日(日) |
| 会場 | 伊予市民体育館(しおさい公園体育館) |
| 住所 | 愛媛県伊予市森91-1 |
| コート数 | 8面(アリーナ床設営) |
| 試合形式 | 15ポイント1ゲーム(デュースなし)、予選ラウンドロビン→決勝トーナメント |
| スコアリング | DUPRシステム |
| 公式サイト | japanpickleball.org |
まとめ
えひめオープン2026は、四国エリアのピックルボール普及を測る指標となる大会だ。DUPR別カテゴリーの導入により初中級者の参加障壁を下げ、50+カテゴリーでシニア層を取り込む設計は、日本のピックルボール大会が成熟期に入りつつあることを示している。四国4県に加え、近隣の中国地方や九州からの参加者も予想される。次の地方大会開催情報は、JPAの公式サイトで随時更新される。
FAQ
Q. DUPRとは何か?初心者でも参加できる?
A. DUPR(Dynamic Universal Pickleball Rating)は、試合結果に基づいて算出されるグローバル共通のレーティングシステムです。えひめオープンにはDUPR 3.5未満のカテゴリーが設けられており、始めたばかりの選手でもレベルに合った対戦ができます。DUPRアカウントはオンラインで無料作成でき、JPA選手登録と紐付けが必要です。
Q. 愛媛県内でピックルボールを練習できる場所は?
A. 松山市の愛媛県総合運動公園体育館がメインの活動拠点で、月1〜2回の体験練習会が開催されています。ネットの貸出とパドル・ボールの販売も行われているため、用具を持っていなくても体験可能です。サークル「ピックルボールえひめ」がキスケアクトス館でも定期活動しています。
Q. 次の四国でのJPA公式大会はいつ?
A. 2026年下半期の日程はJPAから未発表です(4月20日時点)。四国持ち回り開催を求める声があるため、香川・高知・徳島での開催も検討されている可能性があります。JPAの公式サイト(japanpickleball.org)の大会一覧ページを定期的にチェックしてください。