西武グループがピックルボール事業に乗り出した。品川プリンスホテル メインタワー10階に、インドアピックルボールコート「SEIBU FAST SPORTS FIELD 品川ピックルボール」が2026年3月23日に開業。宴会場フロアの空間を競技拠点として活用し、品川駅前という好立地で手ぶらでプレーできる施設となった。運営は西武メディア・コミュニケーションズが担う。
品川駅前のホテル上層階にコート
施設があるのは品川プリンスホテル メインタワー10階(東京都港区高輪4-10-30)。同フロアへは宴会場専用エレベーターでアクセスする。コートは1面で、サイズは幅5.2m・長さ13.4m。最大8名まで利用でき、利用枠は1コマ50分間、連続2コマまで予約できる。
パドルとシューズはレンタルがあり、手ぶらでの来場に対応する。営業時間は9:00から22:00まで。ホテルが備える最大2,046㎡の宴会場と隣接し、パーティー利用との組み合わせも想定されている。
西武グループの複合施設に組み込む
運営は株式会社西武メディア・コミュニケーションズ(2025年4月1日に商号変更)。品川プリンスホテルには「マクセル アクアパーク品川」「T・ジョイ PRINCE品川」「ボウリングセンター」などの集客施設が集積しており、ピックルボールコートはこの複合エンターテインメント群に新たに加わった。不動産・ホテル・レジャーを束ねる西武グループが、既存アセットを競技に転用した形だ。
料金体系
| 区分 | 料金 |
|---|---|
| 平日 9:00~18:00(1コマ50分) | 8,000円 |
| 平日 18:00~22:00 | 11,000円 |
| 土休日 9:00~22:00 | 11,000円 |
| パドルレンタル | 500円/本 |
| シューズレンタル | 500円/足 |
| 体験会 | 3,850円/人(5名まで) |
読者への影響
品川駅から近いホテル内という立地は、仕事帰りや出張の合間に立ち寄りやすい。宴会場フロアを活用しているため、企業のチームビルディングや懇親イベントの会場としても使い勝手がよい。手ぶらで通える環境は、初めてラケットを握る人の入口になる。
大手による施設整備の一例
都内では交通利便性の高い場所に競技拠点を構える動きが続いている。鉄道・不動産を基盤とする西武グループの参入は、ピックルボールが大手企業の事業ポートフォリオに組み込まれる段階に入ったことを示す。
まとめ
駅前ホテルの宴会場フロアを競技空間に変えた品川プリンスの事例は、遊休スペースを活かす都市型ピックルボールの典型だ。大手グループの本格参入は、施設の質と数の両面で市場を押し上げていく。