【新製品】Friday Pickleball「Aura Pro」のHybrid・Widebodyが4月初旬発売──$159で他社$200超フルフォーム性能、JOOLA特許訴訟の被告でもあり業界注目

Friday Pickleballのフラッグシップパドル「Aura Pro」シリーズに、2026年4月初旬からHybrid・Widebodyの2形状が追加発売される。先行するElongated(既発売・$159)と合わせ、フローティングEPPコア+EVAフォーム+ラバーリングという独自構造で、他社の$200超フルフォームパドルと同等性能を$40〜$50安く提供する点が業界の注目を集めている。一方、Friday PickleballはJOOLAが2026年4月7日にITCに提訴した特許侵害訴訟の被告11社の一社にも名を連ねており、急成長と訴訟リスクが同時進行する状況だ。

目次

起点ニュース──Aura Proに3形状ラインナップ完成、Hybrid・Widebodyが4月投入

Friday Pickleballは2026年初頭にAura・Aura Proの2モデルを投入。Aura ProのElongatedモデルは既に発売済みだが、4月初旬からHybrid(Standard型)・Widebody(ワイド型)の2形状が追加され、グリップ・フォアハンド志向のプレイヤー向け選択肢が完成する。価格は3形状とも$159(コード「KITCHEN」適用後)

3形状ラインナップと特性

形状発売状況特性向いているプレイヤー
Elongated発売済み長尺16.5″、リーチ重視、スピン性能高2-handed backhand派、ベースライナー、長距離戦
Hybrid2026年4月初旬16.3″・標準幅、バランス重視オールラウンダー、移行プレイヤー
Widebody2026年4月初旬16.0″・広面、スイートスポット最大初〜中級者、3.0〜3.5レベル、コントロール優先

コア技術──「フローティングEPP+EVAフォーム+ラバーリング」3層構造

Aura Proの構造は、業界の主流である「フルフォームコア」を発展させた独自設計だ。具体的には次の3層で構成される。

  • 中核:フローティングEPPコア(16mm厚)
    軽量で反発性のあるEPP(Expanded PolyPropylene)を中央配置。打球時のエネルギー吸収と反発を担う
  • 外周:完全なEVAフォーム
    EPPコアを完全に囲うEVA(Ethylene-Vinyl Acetate)フォーム。打感を柔らかくしつつ重量バランスを整える
  • 緩衝:ラバーリング
    EPPとEVAの間にラバーリングを挟み、打感の硬さを軽減。フルフォーム特有の「振動」を抑える

Aura(無印)にはさらに「Artificial Cartilage Foam(人工軟骨フォーム)」がスロート部に追加され、より柔らかい打感を実現。Aura Proはよりパワーとポップを重視する一方、Auraはコントロールとフィーリングを重視する性格分けとなる。

業界レビューの評価──「コントロール型市場の空白を埋めた」

  • ハンドバトル(手元の応酬)でのポップが抜群。ドライブやオーバーヘッドでも大きなパワーが出る」(The Kitchen Pickle編集レビュー)
  • 「同等性能のフォームパドルが$200以上で売られている中、$159で出せる価格設定はFridayだけ」(パドルレビュアーYouTuber)
  • ウェイトテープを追加すれば、さらにパワーアップ可能。カスタマイズ余地が大きい」(カスタムショップ)
  • ALW Paddletekから移行を考えるプレイヤーには、Aura Pro Elongatedが最初の候補になる」(プロコーチ)

競合比較──$200超のフルフォーム勢との性能ギャップは?

パドル価格コア構造主要特性
Friday Aura Pro$159EPP + EVA + ラバーリング(16mm)パワーとポップ、$40-50安価
JOOLA Hyperion CFS 16$229Propulsion Core + ハニカム(16mm)スピン・パワー業界最高水準
CRBN TruFoam Genesis$229カスタムフォーム+カーボン「Pickleball Centralがピックルボールの未来」と評価
Selkirk LUXX Control Air$249サーモフォーム+コアコントロール特化、プロ仕様
Honolulu Gen4$199フォームコア(16mm)コントロール回帰トレンドの代表

価格性能比で見ればAura Proが現時点で最強の中価格帯と言える。ただしJOOLA Hyperion・Selkirk LUXXのような「プロ最高峰」のスピン性能・コントロール精度には届かない部分もあり、3.5〜4.5レベルのアマチュア向けに最適化されたパドルと位置付けられる。

ブランド背景──バイラル動画から始まり、Rachel Rohrabacherを初プロ契約

Friday PickleballはもともとSNSバイラル動画で知名度を獲得したブランドで、本格的なパドル販売は2024年後半から。Auraシリーズの好評を受け、2026年初頭にRachel Rohrabacherと初のプロ契約を締結。プロツアーでの認知も急上昇している。

一方、急成長の影でJOOLA特許訴訟の被告11社の一社にも名を連ねており、ITCの判断次第では米国市場での販売停止リスクを抱える。Friday Pickleball側のコメントは現時点で出ていないが、業界では「独自構造を主張して反訴に打って出る可能性」も取り沙汰されている。

日本市場への影響──個人輸入派は早めの確保を

  • 個人輸入派:Friday Pickleball公式サイト・米Amazonからの輸入が現状の主ルート。ITC排除措置発効前に確保しておきたい
  • 正規流通:日本での正規取扱は2026年4月時点で限定的。専門店経由の取り寄せが基本
  • 3.0〜4.0レベルプレイヤー:Selkirk SLKやJOOLA Hyperion CFSの代替候補として有力。$159で試せる価値は高い
  • JPA公認:USA Pickleball認証は取得済み。JPA公認大会での使用も問題なし

FAQ

Q1. AuraとAura Proはどう選び分ける?

コントロール・柔らかい打感が好みならAura、パワーとポップを重視するならAura Pro。ALW Paddletekから移行する場合はAura Pro Elongatedが感覚的に近い。

Q2. JOOLA訴訟の被告だが、買って大丈夫?

所有・使用は問題ない。販売・輸入の停止リスクがあるが、現時点では通常購入可能。

Q3. 14mmと16mmの違いは?

Aura Proは現在16mmのみ展開(Hybrid/Widebodyも16mm)。一般に14mmの方がパワーとポップに優れ、16mmはコントロールとスイートスポットに優れる。

実用情報・購入チャネル

項目内容
製品Friday Aura Pro Hybrid/Widebody
発売日2026年4月初旬
価格$159(コード「KITCHEN」適用後)
コア厚16mm
USA Pickleball認証取得済み
主要購入チャネルFriday Pickleball公式サイト/Amazon US/Pickleball Central
日本国内専門店取り寄せ/個人輸入(送料込み約3万円台)

まとめ──「中価格帯フルフォーム革命」を象徴するパドル

Aura Proの3形状完成は、Friday Pickleballが「バイラルブランド」から「本格ピックルボールメーカー」へと完全移行したことを示す。$159で他社$200超のフルフォーム性能を提供する価格性能比は、2026年のパドル市場で他社が無視できない存在となった。

具体的な次のアクションとしては、4月初旬の発売直後にFriday公式サイトでHybrid/Widebodyを確保するのが王道。JOOLA訴訟の影響で米国流通が止まる前に、欲しい形状を入手しておきたい。3.0〜4.5レベルのプレイヤーで、Hyperion・Selkirk LUXXを試せていない人は、まずAura Proで「フォームコアの世界」を体験してみる価値が高い。

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この記事を書いた人

ベトナム在住3年目のピックルボール愛好家です。高校時代はバドミントン部に所属し、シャトルを追う毎日を過ごしていました。現在はホーチミンの熱気の中、バドミントンの経験を活かしたスピーディーなボレーと、ピックルボール特有の戦略的な駆け引きにどっぷり浸かっています。現地のコート情報や、バドミントン経験者ならではの上達のコツなど、ベトナムのリアルなプレイ環境をゆるく発信していきます!

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