フィットネス大手のティップネスが、ピックルボール事業を本格化させている。全国45店舗で体験会やサークル活動を提供し、企業の健康経営向けプログラムや自治体向けイベントまで広げる多角展開に乗り出した。コミュニケーションスポーツとして位置づけ、店舗・企業・地域の三方向で普及を進める構えだ。
45店舗で体験機会を提供
ティップネスは、全国45店舗で体験会イベントや定常サークルを通じ、気軽にピックルボールに触れられる機会を用意している。会員が日常的に利用するフィットネスクラブを入口にすることで、運動習慣のある層に競技を届ける狙いがある。
健康経営・自治体まで広げる多角展開
取り組みは店舗にとどまらない。企業向けには、従業員間の交流促進と運動機会の創出を目的に、施設・用具・運営をパッケージ化したプログラムを提供する。自治体向けには、地域住民の健康増進とコミュニティ構築を目的としたイベント開催を積極的に提案している。さらにオリジナルロゴ入りのパドルとボールの販売も予定する。
展開の全体像
| 対象 | 内容 |
|---|---|
| 店舗 | 45店舗で体験会・定常サークル |
| 企業 | 施設・用具・運営をパッケージ化したプログラム |
| 自治体 | 健康増進・コミュニティ構築イベントの提案 |
| グッズ | オリジナルロゴ入りパドル・ボールの販売予定 |
| 育成 | グローバルトッププロ育成プロジェクトに参画 |
選手育成にも参画
普及だけでなく、競技力の底上げにも関与する。ティップネスは日本初をうたう「ピックルボール グローバルトッププロ育成プロジェクト」に参画。裾野の拡大と頂点の強化を同時に進めることで、競技の循環を作ろうとしている。なお過去には、渋谷区スポーツセンターでの大会開催(参加費1組5,000円、ペア申込)の実績もある。
読者への影響
身近なフィットネスクラブでピックルボールを試せる環境は、初心者にとって大きな入口になる。勤務先の健康経営プログラムや、自治体の地域イベントを通じて出会う人も増えそうだ。複数の接点が用意されることで、競技に触れるハードルは下がっていく。
まとめ
店舗・企業・自治体・育成という複線でピックルボールを展開するティップネスの動きは、競技を一過性のブームで終わらせず、生活と地域に根づかせようとする取り組みだ。フィットネス業界の本格参入は、普及の速度をさらに高める。