長野県駒ヶ根市で9月22日、ピックルボールの体験会が開かれ、約40人が参加した。主催は2026年7月に発足した駒ヶ根アルプスピックルクラブ。会場と対象はテレビ信州が「体育館」「初心者や親子などを対象」と伝えている。NBS長野放送とテレビ信州が9月23日に伝えた。参加者の年齢は3歳から87歳までに及んだとNBSは報じている。
振りかぶらなくてもボールは飛ぶ、2時間ほどの練習で試合が始まった
NBSは、参加者が2時間ほどの練習で試合ができるようになっていたと報じている。指導にあたった人は打ち方について「(打つときに)振りかぶったりする必要がほとんどありません。簡単にボールが飛んでいく」と話した。ボールに穴が開いていてスピードが出づらいため、初心者でもラリーが続きやすいとNBSは伝えている。
競技は1965年にアメリカで生まれた。バドミントンと同じ広さのコートを使い、穴が開いたプラスチック製のボールをパドルで打ち合って得点を競う。テレビ信州は「テニス・バドミントン・卓球の要素を合わせ持つ」と説明し、「年齢・性別を問わず初心者でも気軽に楽しめるのが特徴」と伝えた。NBSは「アメリカ国内では5000万人が一度はプレーしたことがあるともいわれ、プロリーグも発足」と伝聞の形で紹介している。
テレビ信州が会場の様子として書いたのは「体育館に響く、乾いた打球音」だった。同局が取材した小学3年生は「楽しいです。ボールを弾く音が気持ちいいです」と話している。NBSが伝えた子どもの声は、「たのしい。うったとき」「たのしかった。あしたもやりたい」の2件だった。女性の参加者は「(スポーツを)家族でできる機会もないので、すごくいい汗を流せた」、参加最高齢の87歳は「小さい子から年配でもできるスポーツだなと。頭の体操にもなるし」と述べた。
駒ヶ根アルプスピックルクラブは7月発足、月1回のペースで体験会を開きたいとしている
開催の目的について、テレビ信州は「競技人口の拡大や認知向上のため」と伝えた。NBSは「日本でも人気が広がっていて」と前置きし、「普及につなげようと」企画したと書いている。同じ体験会の位置づけを、2局は別の言葉で説明している。
テレビ信州によると、クラブは今後も地元を中心に初心者向けの体験会を開き、競技の裾野を広げていきたいとしている。継続の書き方は2局で幅があり、NBSは「今後も定期的に体験会を開くことにしています」と伝え、テレビ信州だけが月1回という頻度まで報じている。
木元伸一代表は「どんな方にも受け入れられて、あっという間に楽しくできるという、(ピックルボールという)スポーツの潜在能力を感じた。ご家族で、職場でみんなが健康で幸せになれば」と話している。
桐生は初練習会の場でサークルが決まり、駒ヶ根は7月のクラブが体験会を企画した
桐生市とみどり市で初のサークルが立ち上がったのは、初回の練習会に集まった人たちから「またやりたい」という声がそろった、その日のことだ。名称と代表者もその場で決まり、桐生みどりピックルボールクラブ(KMPC)になった。
桐生は初練習会の場でサークルが決まり、駒ヶ根は7月にできたクラブが9月の体験会を企画した。桐生の初練習会を呼びかけたのは、桐生市梅田町四丁目でアウトドアスタイルコンビニ「田中商店」を営む貝之瀬賢人さん(36)だ。2026年2月に仕事で渡米して競技を知り、6月に都内で初めて打って「地元でやりたい」と思い立ち、友人に声をかけて店のSNSで参加者を募った。集まった30〜60代の男女10人は全員が初心者で、初対面の人も多く、あいさつ代わりに球を打ち合って約3時間を過ごしている。駒ヶ根側はクラブがどう発足したかを両局とも報じていない。
| 会・場所 | 主催・運営 | Scope | 会の性格 |
|---|---|---|---|
| 駒ヶ根市(長野)9月22日 体験会 | 駒ヶ根アルプスピックルクラブ(2026年7月発足) | 初心者や親子など | 単発の体験会(参加費は両局とも報じていない) |
| 桐生市民体育館(群馬)練習会 | 桐生みどりピックルボールクラブ(KMPC) | Beginner | 継続サークルの練習会(公表分は9月30日14〜17時・10月20日18〜21時、1回500円) |
駒ヶ根の参加費は両局とも伝えていない。
六戸は町内限定で無料、見附は同じ告知で300円と500円に分かれていた
free taster sessions in Rokunoheは町の教育委員会が主催して参加費はかからないが、参加できるのは町内に住むか働く人に限られる。会場は六戸町総合体育館アリーナで、2回ともに18時から19時までの1時間。申し込みは各回の3日前が締め切りで、六戸学園の生徒は保護者同伴とされている。
見附市総合体育館の2日間は、同じ告知の中でゲーム会が500円、練習会が300円と金額が分かれていた。ゲーム会は9月22日の10時から12時で定員8名、練習会は9月23日(水・祝)の14時から16時で定員16名。運営には「ピックルボール新潟002」が協力する。
神奈川では9月21日に相模原市立北総合体育館で体験会があり、定員12名、対象は10歳以上で小学生は保護者同伴、参加費は300円だった。無料と300円と500円が並ぶが、主催も対象も回ごとに違うため、金額だけで軽重をはかれる関係にはない。
駒ヶ根の体験会と見附のゲーム会が置かれた9月22日は火曜で、9月21日の敬老の日と9月23日の秋分の日に挟まれた休日にあたる(見附市総合体育館の告知も「9月22日(火・祝)」と表記している)。六戸町の2回は9月14日と9月28日、どちらも月曜の平日夜だった。
