日本のピックルボール人口が急速に拡大している。2023年に約3,000人だったプレーヤー数は、2024年4月に5,000人、同年12月に10,000人、2025年3月には45,000人超に到達した。わずか2年余りで15倍以上の成長だ。しかし、この急成長に施設インフラが追いついていない現状も明らかになってきた。
成長の背景:ビーチスポーツ・テニス経験者が牽引
日本でのピックルボール普及を支えているのは、テニス・バドミントン・卓球など既存ラケットスポーツの経験者だ。短い学習曲線(すぐに試合になれる)と、全年齢層が混じって楽しめるコミュニティ性が評価されている。特に40代以上のプレーヤー層が厚く、「テニスより体に負担が少ない」という点が支持を集めている。
施設不足が最大の課題
急増するプレーヤーに対して、専用コートが圧倒的に不足している。現在、日本のほとんどのプレーヤーは借用した体育館やテニスコートでプレーしており、専用施設は全国でもごく限られた数しかない。
この課題に応えるかたちで、堺市に西日本最大級のPickleball Base Osakaが4月1日オープンした。国際基準コート6面・年中無休・8:00〜22:00の専用施設は、大阪・関西圏のプレーヤーに待望されていた。また、The Picklrが5年以内に全国20施設展開を発表しており、専用施設チェーンの誕生が期待されている。
2026年の国内大会カレンダー
日本ピックルボール連盟は、国内大会の整備を進めている。USオープン(4月11-18日)やMBハノイカップなど海外の主要大会への参加者も増えており、日本人選手の国際舞台での活躍が続いている。
東京タワーコートが観光名所に
2025年に整備された東京タワーピックルボールコートは、スポーツ施設としてだけでなく観光スポットとしても機能している。ピックルボール未経験の外国人観光客が「見学して興味を持つ」事例も増えており、インバウンド観光とスポーツの掛け合わせとして注目されている。
よくある質問(FAQ)
Q: 東京でピックルボールができる施設はどこですか?
A: 東京タワーコートのほか、都内各地の体育館や屋外施設でレンタルコートが利用できます。ピックルボール日本連盟の公式サイトで施設マップを確認できます。
Q: 完全初心者でも楽しめますか?
A: もちろんです。Pickleball Base OsakaやThe Picklrなど新規施設は初心者向けレッスンを充実させています。パドルレンタルも可能な施設が多いです。
Q: 子どもや高齢者でも安全に楽しめますか?
A: ピックルボールは全年齢対応のスポーツです。コートが小さくスピードも調整しやすいため、子どもから高齢者まで同じコートで楽しめます。
引用元:PickleCity: Pickleball Base Osaka開業インタビュー / ピックルボール日本連盟: 東京タワーコート