コートとエリアに関する用語
キッチン(Kitchen)
ノンボレーゾーンの通称。ネットから2.13m(7フィート)の範囲を指し、このエリア内ではボレー(ノーバウンド打ち)が禁止されています。ピックルボール最大の特徴となるルールです。
ノンボレーゾーン(Non-Volley Zone / NVZ)
キッチンの正式名称。このライン上もNVZの一部として扱われます。ボレーの際にこのゾーンに足が入ると反則になります。
ベースライン(Baseline)
コートの後方ライン。サーブはこのラインの後ろから打ちます。
サイドライン(Sideline)
コートの横のライン。ボールがこのラインに触れていればインです。
センターライン(Centerline)
サーブ側のコートを左右に分ける線。サーブはクロスコートに入れるルールがあるため重要です。
ショットに関する用語
ディンク(Dink)
キッチンライン付近から、相手のキッチン内にそっと落とすソフトショット。パワーではなくタッチと配球で勝負する、ピックルボールの醍醐味とも言える技術です。
ボレー(Volley)
ボールがバウンドする前に打つショット。キッチン内ではボレー禁止ですが、キッチンの外からなら自由に打てます。
ドロップショット(Drop Shot)
ベースライン付近から、相手のキッチン付近に柔らかく落とすショット。サードショットドロップとして戦術的に重要です。
サードショットドロップ(Third Shot Drop)
サーブ後の3球目に打つドロップショット。ネット前に出るための重要な戦術ショットで、中級者以上の必須技術です。
ドライブ(Drive)
低い弾道でスピードのあるショット。相手を押し込む攻撃的な打球です。
ロブ(Lob)
相手の頭上を越す高い弾道のショット。相手がネットに詰めているときに使います。
スマッシュ(Smash / Overhead)
頭上のボールを強く打ち下ろすショット。決め球として使われます。
エルニーニョ(Erne / Ernie)
キッチンの外側からジャンプしてネット際のボールをボレーする高度な技術。NVZルールを巧みに利用したテクニックです。
ATP(Around The Post)
ネットポストの外側を回してコートに入れるショット。ネットを越えなくても、ポストの外側を通ればルール上有効です。
バックスピン(Backspin)
ボールに逆回転をかけるショット。バウンド後に低く滑るため、相手が拾いにくくなります。
サーブに関する用語
アンダーハンドサーブ(Underhand Serve)
ピックルボールで唯一許可されたサーブ方式。腕を下から上に振り上げて打ちます。
ドロップサーブ(Drop Serve)
ボールを手から自然に落とし、バウンド後に打つサーブ方式。2021年に正式ルールとなりました。
フォルト(Fault)
サーブやプレー中の反則。サーブがNVZに入る、ネットに引っかかるなどが該当します。
レット(Let)
以前はサーブがネットに当たって入った場合のやり直しを意味しましたが、現在のルールではレットはなく、そのまま有効です。
エース(Ace)
相手がまったく触れずに決まるサーブ。サーブの速度が抑えめなピックルボールではテニスほど多くはありません。
戦術・フォーメーションに関する用語
スタッキング(Stacking)
ダブルスでサーブやリターン時に通常と異なるポジションに立ち、得意なサイドでプレーするためのフォーメーション戦術です。
ポーチ(Poach)
ダブルスでパートナー側に来たボールを横から飛び出して打つインターセプト戦術。得点力を高める攻撃的なプレーです。
バンガー(Banger)
パワーショット中心のプレースタイル、またはそのプレーヤーを指す言葉。ディンカー(ディンク中心)の対義語です。
ディンカー(Dinker)
ディンクを多用するソフトゲーム中心のプレースタイル。忍耐強いラリーで相手のミスを誘います。
リセット(Reset)
相手の攻撃的なショットを柔らかく返してペースを落とすディフェンス技術。スピードボールをソフトに返すことでラリーの主導権を取り戻します。
トランジションゾーン(Transition Zone)
ベースラインとキッチンラインの間のエリア。ネット前に出る途中で一時的にとどまる場所です。
スコアリングに関する用語
サイドアウト(Side Out)
サーブ権が相手チームに移ること。ダブルスでは第2サーバーもポイントを取れなかった場合にサイドアウトになります。
ラリーポイント(Rally Scoring)
サーブ権に関わらず、毎ラリーでどちらかにポイントが入るスコアリング方式。MLPなどプロリーグで採用されています。
トラディショナルスコアリング(Traditional Scoring)
サーブ側のみが得点できる従来のスコアリング方式。11点先取(2点差)が一般的です。
ギアに関する用語
パドル(Paddle)
ピックルボール用のラケット。テニスラケットより小さく、弦がない板状の打具です。
ハニカムコア(Honeycomb Core)
パドル内部の蜂の巣状の構造。ポリマー(ポリプロピレン)が最も一般的な素材です。
エッジガード(Edge Guard)
パドルの縁を保護するフレーム部分。エッジレス設計のパドルも増えています。
スイートスポット(Sweet Spot)
パドルの面で最も効率よくボールを飛ばせるエリア。中心付近に位置します。
ウィッフルボール(Wiffle Ball)
ピックルボールで使用する穴の開いたプラスチック製ボールの原型。実際のピックルボールはウィッフルボールとは異なる設計です。
その他の用語
ダブルバウンスルール(Two-Bounce Rule)
サーブとリターンはそれぞれワンバウンドさせてから打つルール。3球目以降はボレーが可能になります。
フットフォルト(Foot Fault)
サーブ時にベースラインを踏む、またはNVZ内でボレーする際に足がゾーン内に入る反則です。
デッドボール(Dead Ball)
ラリーが終了し、ボールがプレー中でなくなった状態。フォルトや得点後に発生します。
タイムアウト(Timeout)
公式戦で各チームに与えられる試合中断の権利。通常1ゲームにつき2回、各1分間です。
メディカルタイムアウト(Medical Timeout)
怪我や体調不良時に取得できる特別なタイムアウト。審判の承認が必要です。
DUPR
Dynamic Universal Pickleball Rating の略。試合結果に基づいてプレーヤーのスキルを数値化する世界的な評価システムです。
USAPA / USA Pickleball
アメリカピックルボール協会。ルールの策定やパドルの公認を行う、ピックルボールの最高統括団体です。
IPF
International Pickleball Federation(国際ピックルボール連盟)。世界各国の協会を統括する国際組織です。
PPA
Professional Pickleball Association。アメリカのプロピックルボールツアーの一つ。トッププロが参戦する権威ある大会を運営しています。
MLP
Major League Pickleball。チーム対抗形式のプロリーグ。ラリーポイント制を採用し、よりスピーディーな試合展開が特徴です。
ミックスドダブルス(Mixed Doubles)
男女ペアで行うダブルス形式。多くの大会で独立したカテゴリーとして設けられています。
スキニーシングルス(Skinny Singles)
コートの半分だけを使って行うシングルスの練習形式。コントロール力とフットワークの向上に効果的です。
以上がピックルボールで知っておきたい基本ワード50選です。これらの用語を覚えておけば、試合観戦や仲間との会話がもっと楽しくなるはずです。わからない言葉が出てきたら、このページに戻って確認してみてくださいね。