ピックルボールでチームビルディング|企業研修に最適な理由

ピックルボールでチームビルディング|企業研修に最適な理由

目次

ピックルボールが企業研修で注目される背景

働き方の変化により、社内コミュニケーションが希薄になったと感じる企業が増えています。

テレワークやフリーアドレスの普及で、部署を超えた交流や雑談の機会が減少。新入社員と既存社員の関係構築も難しくなっています。こうした「人と人とのつながりの希薄化」は、組織力や心理的安全性の低下につながる要因です。

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そんな中、静かに注目を集めているのが「ピックルボール」というスポーツです。

1965年にアメリカで誕生したこのスポーツは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた新感覚のラケットスポーツ。アメリカでは過去5年間でプレイヤー数が200%以上増加し、現在では約900万人以上がプレイしています。2023年には、アメリカで最も成長の早いスポーツに認定されました。

年齢や体力レベルに関わらず、誰でも楽しめる点が最大の特徴。初心者でも30分プレーすれば基本スキルが身につき、経験者と試合ができるほどになります。この手軽さが、企業研修やチームビルディングの場で選ばれる理由となっているのです。


企業研修に最適な3つの理由

理由1:フラットな関係性が自然に生まれる

ピックルボールはダブルス(2対2)が基本です。

勝ち負けよりも「ラリーのつながり」や「声かけ」「サポート」が重視され、初対面のメンバーでも自然と会話と笑顔が生まれる設計になっています。パワーやスピードを必要としないため、性別・世代を超えて誰もが対等に参加できます。社内にある「上下関係」「役職差」を一度フラットにし、横の関係性を築き直す機会にもなるでしょう。

実際に社内イベントでピックルボールを取り入れた方の投稿では、「ゼロからの挑戦」がチームを自然に近づけてくれると紹介されています。全員が初心者だからこそ、上手い・下手の壁がなく、自然と声を掛け合うようになる。スキルの共有も、「業務」ではなく「遊び」の中だからこそ、純粋に楽しい時間になったそうです。

理由2:コストと時間効率の高さ

ゴルフは1回のプレーに数万円、移動を含めれば半日以上かかることも珍しくありません。

一方でピックルボールは1〜2時間・少人数で完結し、コート代も圧倒的に安価です。米メディアの比較によると、ピックルボール2時間で約80ドル、ゴルフ1ラウンドで600〜700ドルと、コスト差は約7〜8倍にもなります。道具や服装の準備もシンプルで、会員制クラブや高額な接待費用も不要。企業がオフィス近くの体育館や屋上コートを利用すれば、昼休みや就業後にも気軽に開催できます。

ピックルボール コート 企業イベント 屋内施設

理由3:健康促進とチームビルディングの両立

ピックルボールは軽い有酸素運動と反射トレーニングを組み合わせたスポーツ。走り回る距離が短く、ボールも軽いため、運動習慣のない社員でも無理なく楽しめます。短時間でも汗をかけるため、デスクワーク中心の社員のリフレッシュ効果も期待されています。

短時間の試合の中で自然に声を掛け合うため、コミュニケーション促進やチームビルディングにもつながります。企業にとっては、社員同士の距離が近づく、運動不足・ストレスの軽減、チーム全体の活性化といった”健康経営”の側面でもメリットが大きく、健康促進とチームづくりを同時に実現できる”次世代の社内スポーツ”として注目されています。

出典

The Dink Pickleball「Has Pickleball Overtaken Golf as the Preferable Business Activity in Corporate America?」

より作成


実際の企業導入事例

ピックルボールの社内活用事例は、まだ多くはありませんが、実際に導入した企業からは高い評価が得られています。

2025年には「企業対抗ピックルボール&BIZ CUP」が全6カ所で開催され、計139チームの応募の中から見事当選した84チーム、約550名が参加しました。初心者の方から長年のテニス経験者まで幅広く出場しましたが、どの試合も白熱した展開となり、最後まで勝敗がわからない接戦も多くありました。試合後にはチーム内や対戦相手のチームとパドルタッチを交わす様子も見受けられ、お互いを称え合う様子がとても印象的だったそうです。

大会終了後には懇親会も開かれ、企業の垣根を越えて会話を弾ませていました。ピックルボールを通じて、同じビルやエリアで働く方々の間でつながりが生まれていく様子は、事務局としても心温まる光景だったとのこと。

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また、LinkedInの投稿では、社内イベント企画で感じたこととして、「仕事から完全に離れられる”遊び”であること」「ゼロからの挑戦がチームを自然に近づけてくれる」「終わった後の”ご飯”が何よりの報酬」といった感想が紹介されています。全力で動いたあとの夜ご飯は、まさに部活終わりのあの感覚。同じ体験を共有したあとだからこそ、自然とプライベートな話もできて、”この人、こんな一面もあったんだ”と思える瞬間がたくさんあったそうです。

何よりも、新しいスポーツだからこそ、全員がゼロスタートで、同じ目的に向かってリスキリングするという経験が、チームビルディングにも繋がり非常によかったとのことです。

出典

&BIZ「企業対抗ピックルボール&BIZ CUP 2025実施レポート」

(2025年)より作成


導入方法と必要な準備

必要な道具と会場

「社内イベントでスポーツをするのって、準備が大変そう…」と思うかもしれませんが、ピックルボールなら必要な準備は少なめです。

必要な道具は、パドル(ラケット)2〜4本とピックルボール数個。パドルとボールは、スポーツ用品店やAmazonなどでセット購入が可能です。会場は、バドミントンコートと同じくらいの広さがあれば十分。体育館、倉庫スペース、レンタルスタジオでも実施可能で、天候に左右されず、準備の手間も最小限で済むため、企業研修でも導入しやすい競技です。

プログラムの組み立て方

初めて導入する場合は、まず体験会から始めるのがおすすめです。

30分程度のルール説明と基本練習を行い、その後1時間程度の試合形式でプレーすると、参加者全員が楽しめます。ダブルスが基本なので、チーム編成は部署横断や役職ミックスにすると、普段交流のない社員同士のコミュニケーションが生まれやすくなります。試合後には懇親会を設けると、スポーツを通じて生まれたつながりがさらに深まるでしょう。

外部サポートの活用

自社だけでの開催が難しい場合は、外部のサポートを活用する方法もあります。

Tokyo Pickleball Managementなどの団体では、企業向けピックルボール研修やチームビルディングイベントの企画・運営を行っています。また、ピックルボール日本連盟(PJF)やピックルボール協会(JPA)では、指導者の派遣や用具レンタル、割引販売制度の構築など、企業の導入をサポートするプログラムを提供しています。初めての導入で不安がある場合は、こうした専門団体に相談してみるとよいでしょう。


費用の目安と予算計画

ピックルボール導入にかかる費用は、規模や内容によって異なりますが、比較的リーズナブルに始められます。

初期費用として、パドルとボールのセットが1万円〜2万円程度。会場費は、公共の体育館を利用すれば1時間数千円程度で済みます。外部講師を招く場合は、人件費や交通費が別途必要になりますが、それでも1回のイベントで10万円以内に収まることが多いでしょう。ゴルフ接待と比較すると、コストは大幅に抑えられます。

ピックルボール 用具 パドル ボール 企業導入

継続的に実施する場合は、社内にパドルとボールを常備しておくと便利です。定期的なイベント開催により、社員の健康促進とコミュニケーション活性化が期待できるため、費用対効果は高いと言えるでしょう。


まとめ:ピックルボールで組織を活性化

ピックルボールは、企業研修やチームビルディングに最適なスポーツです。

年齢や体力レベルに関わらず誰でも楽しめ、フラットな関係性が自然に生まれる。コストと時間効率が高く、健康促進とチームビルディングを同時に実現できる。こうした特徴が、現代の企業が抱える「人と人とのつながりの希薄化」という課題の解決に貢献します。

実際に導入した企業からは、「全員がゼロスタートで同じ目的に向かう経験がチームビルディングにつながった」「普段見られない相手の一面を見ることができた」といった高い評価が得られています。準備も比較的簡単で、外部サポートも充実しているため、初めての企業でも安心して導入できるでしょう。

社内の部門の壁を越えた交流や、チーム内の心理的安全性の向上のために、ピックルボールを利用してみてはいかがでしょうか。

新しいスポーツだからこそ、全員が対等に楽しめる。その体験が、組織全体の活性化につながるはずです。

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この記事を書いた人

ベトナム在住3年目のピックルボール愛好家です。高校時代はバドミントン部に所属し、シャトルを追う毎日を過ごしていました。現在はホーチミンの熱気の中、バドミントンの経験を活かしたスピーディーなボレーと、ピックルボール特有の戦略的な駆け引きにどっぷり浸かっています。現地のコート情報や、バドミントン経験者ならではの上達のコツなど、ベトナムのリアルなプレイ環境をゆるく発信していきます!

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