2026年4月4日(土)、アメリカ・ワシントン州シアトルのフリーモント地区にThe Picklr Fremontが正式オープンした。元Theo Chocolateファクトリーという歴史ある建物を改装した同施設は、27,000平方フィート(約2,508㎡)の広大な屋内空間にコート10面(チャンピオンシップコート1面含む)を擁し、プロショップやイベントスペースも完備する本格的なピックルボール専用施設だ。
施設概要:元チョコレート工場がピックルボール施設に
The Picklr Fremontは、シアトルの個性的なフリーモント地区に誕生したワシントン州内3施設目のThe Picklrフランチャイズだ。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 施設名 | The Picklr Fremont |
| 所在地 | 124 N 35th St, Fremont, Seattle, WA |
| オープン日 | 2026年4月4日(土) |
| 面積 | 27,000平方フィート(約2,508㎡) |
| コート数 | 10面(チャンピオンシップコート1面含む) |
| 設備 | プロショップ、イベントスペース |
| 月会費(参考) | ジュニア$74、プレイ$109、大人アンリミテッド$141 |
グランドオープンイベント(午前11時〜午後4時)には、プロ選手との交流、フード&ドリンク提供、カイロプラクティック体験、抽選会などが行われ、地域に根差した施設としてのスタートを切った。
なぜ米国では巨大屋内施設が急増しているのか
The Picklrは現在、アメリカ31州以上でフランチャイズを展開している。この急速な拡大の背景には、いくつかの構造的な要因がある。
ピックルボール人口の爆発的増加
USA Pickleballの推計によれば、2023年のアメリカ国内のピックルボール競技人口は890万人を超え、3年連続で最も急成長したスポーツに選ばれた。需要に対してコートが圧倒的に不足している状況が続いており、屋内専用施設の建設ラッシュにつながっている。
屋内施設のビジネスモデルが成立してきた
The Picklrのような月会費モデルは、テニスクラブやゴルフ場が確立してきた「継続課金型スポーツビジネス」をピックルボールに応用したものだ。コートの稼働率が高いうちは非常に収益性が高く、フランチャイズ展開との相性が良い。Fremont施設の月会費は$74〜$141と比較的手頃で、通い放題プランが用意されているのも集客に貢献している。
「スポーツ+コミュニティ」の新たな形
Fremontという地区の選定も興味深い。元Theo Chocolateファクトリーという、地域住民に親しまれた歴史的建物をリノベーションしたことで、単なるスポーツ施設以上の「コミュニティハブ」としての役割を担っている。プロショップ、イベントスペース、グランドオープン時のカイロプラクティック体験といった付帯サービスは、スポーツとライフスタイルを融合させる米国の新しいスポーツ施設の潮流を体現している。
日本との差はどのくらいあるのか
The Picklrは2024年、日本での20施設展開計画を発表した。しかし2026年現在、国内のピックルボール専用屋内施設の数はまだ限られており、大半は体育館の間借りや多目的スポーツ施設の一角での運営が中心だ。シアトルのような27,000平方フィートの専用施設は、日本ではまだ珍しい。利用料金の面でも、月$141(約2万円)という米国の相場は、日本の体育館コートを時間貸しで使うコストより高いが、通い放題であることを考えると競争力はある。
日本でもピックルボール施設の整備は着実に進んでいる。関東エリアでは神奈川を中心に施設数が増えており、LayCold対応の屋外コートも登場している。
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日本でピックルボールをやりたい読者へ
国内施設の現状
日本では全国各地でピックルボールができる場所が増えてきた。体育館やスポーツクラブがコートを設置するケースが多く、NASなど大手フィットネスチェーンでもピックルボール体験コースを提供している。地域によっては公共の屋外コートが整備されているエリアもある。
The Picklrの日本上陸に期待
The Picklrが日本に進出すれば、コート不足の解消に大きく貢献する可能性がある。フリーモント施設のような大型屋内施設が都市部に誕生すれば、悪天候でも安定してプレーできる環境が整い、競技人口のさらなる拡大が期待できる。2024年の発表から進展があるか、今後の動向に注目したい。
今すぐ始めるなら
屋内・屋外を問わず、まずはお近くの施設で体験コースに参加してみることをおすすめする。多くの施設でラケットとボールの貸し出しが行われており、手ぶらで参加できる。
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FAQ
Q. The Picklrは日本に進出しますか?
A. 2024年に日本での20施設展開計画が報道されています。具体的なオープン時期や場所はまだ正式発表されていませんが、ピックルボール市場の急成長を考えると、日本上陸は時間の問題とも言われています。公式情報はThe Picklr公式サイトでご確認ください。
Q. アメリカのピックルボール施設の月会費はどのくらいですか?
A. The Picklr Fremontを例にとると、ジュニアプラン$74/月、プレイプラン$109/月、大人アンリミテッド$141/月(約2万円)が目安です。施設によって異なりますが、通い放題プランが主流で、コートの予約制度やドロップイン料金も施設ごとに設定されています。日本の感覚と比べると少し高めですが、屋内コートを何度でも使えることを考えるとコストパフォーマンスは高いと言えます。