グリップテープの種類を理解しよう
リプレイスメントグリップ
パドルに最初から巻かれているベースのグリップです。厚みがあり、クッション性に優れています。劣化したら丸ごと交換するタイプで、グリップの太さに大きく影響します。
オーバーグリップ
リプレイスメントグリップの上から巻く薄いグリップテープです。汗を吸収したりフィット感を調整したりする目的で使います。手軽に交換できるため、多くのプレーヤーが定期的に巻き替えています。
素材による違い
ドライタイプ
表面がサラサラしていて、汗をかいても滑りにくい素材です。手汗が多い方や夏場のプレーに最適。吸汗速乾性に優れていますが、乾燥した環境ではやや握りにくく感じることがあります。
ウェットタイプ(タッキータイプ)
表面に粘着性があり、しっとりとした握り心地のグリップです。手が乾燥している方や冬場のプレーに向いています。新品時の吸い付く感覚が心地よく、パドルをしっかりホールドできます。
クッション付きタイプ
厚みのあるスポンジ素材を内蔵し、衝撃を吸収するグリップです。手のマメや疲労を軽減したい方におすすめですが、厚みが増す分グリップが太くなるため注意が必要です。
グリップテープの交換手順
ステップ1:古いグリップを剥がす
オーバーグリップの場合は、巻き終わりのテープを剥がして、下から上に向かってゆっくり解きます。リプレイスメントグリップを交換する場合は、接着部分を丁寧に剥がし、ベタつきが残ったらアルコールで拭き取ります。
ステップ2:新しいグリップの準備
グリップテープの保護フィルムを剥がし、先端の細くなっている部分を確認します。この細い部分からグリップエンド(パドルの底部)に巻き始めます。
ステップ3:巻き始め
グリップエンドに細い先端部分を斜めに当て、テープの端を少し折り返して固定します。右利きの方は反時計回り、左利きの方は時計回りに巻くのが一般的です。
ステップ4:巻いていく
前の巻きに3〜5mmほど重ねながら、均一なテンションで上に向かって巻いていきます。テンションが強すぎるとテープが伸びて薄くなり、弱すぎるとシワができるので、適度な力加減を心がけましょう。
斜めの角度は約30度を目安に。急角度にすると重なりが少なくベースが見えてしまい、浅い角度にすると巻き数が多くなりグリップが太くなりすぎます。
ステップ5:巻き終わり
グリップの上端まで巻いたら、テープを適切な長さでカットします。付属のフィニッシュテープ(固定テープ)を巻いて、端を止めれば完成です。フィニッシュテープがない場合は、ビニールテープでも代用可能です。
交換のタイミング
オーバーグリップは、吸汗性や粘着性が落ちたと感じたら交換時期です。目安として、週2〜3回プレーする方なら2〜3週間に1回の交換がおすすめ。プレー後にグリップが湿っている場合は、タオルで拭いて乾燥させると長持ちします。
リプレイスメントグリップは3〜6ヶ月程度で交換するのが一般的です。クッションがへたって硬くなったり、表面がツルツルになったりしたら交換のサインです。
グリップの太さの調整
グリップの太さは操作性に大きく影響します。細すぎると手首を使いすぎてコントロールが乱れ、太すぎると握力が必要になり疲れやすくなります。
一般的に、握った際に指先と手のひらの間に人差し指が1本入る程度が適切な太さと言われています。オーバーグリップを重ね巻きすることで微調整も可能なので、自分に合った太さを見つけてみてください。