MLPとは
MLP(Major League Pickleball)は、チーム対抗形式で行われるピックルボールのプロリーグです。2021年にスタートし、従来の個人・ペア単位のトーナメントとは異なる「チームスポーツとしてのピックルボール」という新しいコンセプトを提案しました。
ドラフト制度、チームオーナーシップ、テレビ放映権など、北米の主要プロスポーツリーグ(MLB、NBA、NFL等)のモデルを参考にした運営体制が特徴です。
リーグの仕組み
チーム構成
各チームは男女4名(男性2名、女性2名)で構成されます。男子ダブルス、女子ダブルス、ミックスダブルスの3カテゴリーで対戦し、チームとしての総合力が試されます。
ドラフト制度
MLPの大きな特徴がドラフト制度です。各イベントの前にドラフトが行われ、チームオーナーが選手を指名します。これにより、イベントごとにチーム構成が変わることもあり、常にフレッシュな組み合わせが実現します。
独自のスコアリング
MLPでは従来のサイドアウトスコアリングではなく、ラリーポイント制を採用しています。毎ラリーでどちらかにポイントが入るため、テンポが速く、テレビ視聴者にも分かりやすい試合展開になります。
ドリームブレーカー
チーム対戦が2-2のタイになった場合、「ドリームブレーカー」と呼ばれる特別な決着方式が採用されます。各チームのメンバーが混合ペアを組んで、シングルポイントの連続で勝敗を決します。最も盛り上がるMLPの目玉フォーマットです。
投資家の参入
MLPにはテクノロジー業界やスポーツ界の著名人が投資家として参加しています。LeBron James、Tom Brady、Kim Clijsters(テニス元世界1位)などの有名人がチームオーナーとして名を連ねており、ピックルボールのメインストリーム化を象徴する現象です。
注目のチームと選手
MLPには世界トップランカーが集結しています。ベン・ジョンズ、アナ・リー・ウォーターズ、タイソン・マクガフィンなど、PPAやAPPツアーで活躍するトッププロがMLPでもチームの勝利に貢献しています。
チームスポーツならではの戦術やチームワークが求められるため、個人戦とは異なる一面を見せる選手もいます。応援するチームを見つけて観戦するのも楽しみ方の一つです。
視聴方法
MLPの試合は、アメリカのスポーツ放送局やストリーミングサービスで視聴可能です。YouTubeでもハイライトやフル試合が公開されており、日本からでもMLPの試合を楽しむことができます。
MLPの意義
MLPは、ピックルボールを「観るスポーツ」として成立させた画期的なリーグです。チーム制による感情移入のしやすさ、ラリーポイント制によるスピーディーな展開、著名投資家の参入による注目度。これらの要素が、ピックルボールのプロスポーツとしての地位を確立しつつあります。